番組審議会
第439回番組審議会『報告』
沖縄テレビ放送の番組審議会が平成25年7月9日、6名の委員が出席して沖縄テレビ本社で開催されました。
今回の議題はウチナーアットホームTV「ゆがふうふう」でした。
この番組は6月10日(月)19時からの30分枠で放送されたものです。
委員から次のような意見や要望が述べられました。
※ 番組最後のテーマソング「ウチナーグチ数え唄」で子供達が踊っている姿は、微笑ましく感動的だった。「ウチナーグチなぞなぞ」もユニークで家族にとって良い話題であり、家族の団欒を高める。このような楽しいバラエティ番組を今後も作って欲しい。
※ 巾広い年齢層で見てもらう番組ではなくて、これだけテンポ良く、題材を盛り込める技量が備わっているのであれば、思い切って対象年齢を幼児に絞った番組を作ると良いと思う。
※ 全国のお笑い番組とは一味違い、沖縄ローカルのバラエティになっており、笑いのツボが、県外の人とは微妙に異なる。沖縄の日常生活をコントにし、ウチナーグチの面白さを伝えている。ローカルならではの番組で好感がもてる。
※ 沖縄は離島県で島によって言葉が微妙に違う。そのウチナーグチの違いを見せる楽しさもあると思うので作って欲しい。
※ 以前はタブー視されていた方言が、日の目をみたような感じがする。肩こらずに楽しみながら学ぶ、地域文化の再興に対するウチナーグチの存在意義を感じさせる。
※ 楽しみながらウチナーの庶民文化やウチナーグチが学べる構成になっている。純粋な方言を話すオジー・オバーを登場させ、美しいウチナーグチを聴かせる1コマを設けて欲しい。
< 審議委員 >
稲垣 純一委員長・宮城 能彦委員・山内 彰委員
玻名城 泰山委員・山川 厚子委員・嘉数 道彦委員