くらしと経済 〜2017年放送

10月20日(金)「カップ麺=健康」で、新たな市場開拓へ

登川


こんにちは。登川二奈です。
お湯を入れて数分待てば手軽に食べられる即席カップ麺。
最近は「健康」をキーワードにした商品が次々と登場しています。
今日はカップ麺を巡る新しい動きについて
野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんに
お話を伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


カップ麺と「健康」の組み合わせは意外な気がしますが、
そもそもカップ麺はいつ頃登場したのでしょうか?

北田


はい。カップ麺が登場したのは今から46年前の1971年で
若者を中心に大ヒット商品となりました。
その人気は日本に留まらず今では
欧米やアジア諸国でも普通にスーパーで買うことができます。
日本即席食品工業会によりますと去年日本で生産された
インスタントラーメンの量は56億7164万食で、
そのうち7割近くをカップ麺が占めています。

登川


カップ麺の生産量の推移はどうなっていますか?

北田


はい。1991年には24億1000万食でしたが右肩上がりで増えていき、
去年は38億4000万食。25年で生産量は1.6倍に拡大しました。
フリップ2
カップ麺の生産量の推移(1991年〜2016年)

登川


カップ麺といえば有名ラーメン店とのコラボ商品などクオリティーも
上がっているような気がします。
ちなみに私たちは1年間でどのくらい食べている計算になりますか?

北田


はい。人口1億2693人として日本に住む人1人当たりの
インスタントラーメンの年間消費量は44.6食になります。
先ほどご紹介したように生産量の7割近くがカップ麺ですから
私達は年間30.2食のカップ麺を食べているという計算になります。

登川


順調に推移しているカップ麺市場に、
どうして「健康」を意識した商品が登場したのでしょうか?

北田


高齢化やメタボリック症候群への注意喚起などを背景に2000年に
「健康日本21」が開始され国民の健康に対する意識が高まり始めたことで、
カップ麺の世界も健康志向の消費者向けの商品が
登場するようになったのです。

登川


最近はどんな商品が人気ですか?

北田


ある会社が今年3月に発売した商品はレタスおよそ4個分相当の食物繊維を
練りこんだノンフライ麺で、これまでのものと比べて脂質を50%、糖質を40%カットしました。
これが「ヘルシーなのにおいしい」と話題になり、発売後1か月あまりで
1000万食越えを記録しました。
また別のブランドの商品も塩分を25%抑えながら、
味が落ちないよう工夫していて、順調に売り上げを伸ばしているようです。

登川


糖質や資質をある程度カットしてしかも美味しいとなると
これまで罪悪感を感じながらカップ麺を食べていた人も
気軽に楽しめそうですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


ラップ講座でらくらく資産管理
10月24日・火曜日
午前10時から午後11時

皆様ふるってご参加ください。

登川


今日は健康をキーワードに市場拡大を続けるカップ麺について
お話を伺いました。
北田さんありがとうございました。

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