くらしと経済 〜2017年放送

9月15日(金)様々なイノベーションで変わりつつある「新鮮野菜流通」!

登川


こんにちは。登川二奈です。
農業の再生に向け様々な取り組みが進む中、『流通』の面で技術革新が生まれています。
本日はその流通を巡る最新動向について、野村証券那覇支店支店長の北田敦司さんにお話を伺います。宜しくお願いします。

北田


宜しくお願いします。

登川


野菜の流通と言えば、生産者から仲卸業者を通してスーパーなどの店頭に並ぶといった流れが一般的ですよね。

北田


そうですね。実はこの流通経路ですと、野菜が店頭に並ぶまでに3日から4日ほどかかりますし、中間の卸売りを挟むことでコストがかさむ為生産者である農家の手取りが少なくなる事もありました。
その為、最近では中間の仲卸業者を通さず、農家と消費者を直接結ぶビジネスモデルが浸透し始めています。
流通経路が短縮される事で、消費者はより新鮮な野菜を味わうことができますし、流通コストが省ける分、農家は手取り金額をより多く受け取る事が出来ます。

登川


農家の収入が増えれば、課題となっている後継者不足の解消策の一つとしても期待できそうですね。

北田


そうですね。農林水産省によると2015年に新規で農業を始めた人は、およそ6万5千人で、そのうち農家出身でない人は3570人と5年間で倍以上に増えていますが、農業人口全体の5%すぎません。
新たに農業に就く人を増やすには収入面の魅力を上げる必要がありますが流通改革は担い手を増やすのに一役買いそうです。

登川


他にも新たなビジネスモデルはあるのでしょうか。

北田


最近では「アグリテック」に注目が集まっています。
農業を意味する「アグリカルチャー」と科学技術を意味する「テクノロジー」を合わせた造語で、農業とITを組み合わせることで、作業の負担軽減や生産性の向上、そして収入の向上等、新しい形の農業の実現に貢献する事が期待されています。

登川


実際に取り組んだ事例はあるのでしょうか。

北田


様々な企業で導入されていますが、ある企業では野菜に自動で水と肥料をやるシステムを開発し、人手不足の農家でも収穫量を向上させる事に貢献しています。
このシステムにベテラン農家の栽培データを入れれば誰でも質の高い作物を作る事ができる為、導入した熊本のトマト農家では人を増やさずに作付面積を2倍に拡大したそうです。

登川


これらの取り組みが農業の再生に繋がる事に期待したいですね。
それではここでセミナーのお知らせです。

北田


はじめよう! 積立投資で「じぶん年金」
9月19日・火曜日
午後2時から午後3時

続いては
ラップ口座でらくらく資産管理
9月25日・月曜日
午前10時から午前11時

そして
「私」と「家族」のための相続対策
9月26日・火曜日
午後2時から午後3時半
第一部はご家族の相続対策と保険の活用
ご家族の幸せを守るために、

第二部はご家族への「想い」をカタチにしませんか? 生前贈与を圧縮しながら介護へ
備えるをテーマに講演します。

皆様ふるってご参加ください。

登川


今日はイノベーションで変わりつつある野菜の流通について伺いました。
北田さんありがとうございました。

2017年 記事一覧へ戻る